2020年7月に観た映画(DVD含む)
7月の幕開けはゾンビ映画でした。。。
『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004)
以前観て大笑いした『ホット・ファズ -俺たちスーパー・ポリスメン!-』と同じく、エドガー・ライト監督・脚本、サイモン・ペグ脚本・主演、ナイラ・パーク製作、ニック・フロスト出演。
この4人が関わる「スリー・フレーバー・コルネット3部作」とやらの第1作目だそうです…。
製作された当時、イギリスでは大ヒットしたにもかかわらず、日本では劇場公開されず、いわゆるDVDスルーというやつになっていたのが、なぜか15年も経った昨年3月、TOHOシネマズで限定公開されたみたいですが、評判はどうだったのでしょう???
あ、面白かったですよ。サイモン・ぺグは顔だけでも面白いですから(笑。
ちなみに、『ぴあ映画生活』で見てみたら76点がついていました💡
『幸せのレシピ』(2007)***
2001年のドイツ映画『マーサの幸せのレシピ』のハリウッド・リメイク版だそうです。
レストランで料理長を務める完璧主義の女性ケイト役にキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。
そこへ新たに入ってきた副料理長ニックにアーロン・エッカート。
アーロン・エッカート、うちではダークナイトシリーズのハービー・デント役でおなじみです。
『ハドソン川の奇跡』(2016)などにも出ていましたね。
ケイトの姉が急死したために、その娘ゾーイをあずかることになるのだけど、母親を失ったばかりのゾーイはなかなか心を開いてくれない。
そんな最中にやってきたニックは、ケイトとは全く違うタイプで、最初はお互い(というかケイトの方が)反発します。
でも、そんなニックがゾーイの頑なな心を少しずつほぐしていき…
最後は3人で(!)新しいレストランを開く。
心温まるとっても素敵な映画でした💓
雑誌『LIFE』でネガ管理をしている男性が主人公。
最終刊の表紙を飾る写真を預かった…はずが、なぜかその1枚だけが見つからない💦
ってことで、カメラマンを探す旅に出ます。
波乱万丈のストーリーはもちろんのこと、写真がテーマになっていて、行く先もグリーンランド、アイスランドと、私にとってはツボだらけ。
あと、パットン・オズワルトが出てきたのも!
(パットン・オズワルトというのは、シールドのシリーズでケーニグ4兄弟役をすべて一人で演じていた人です。笑)
カメラマンのショーン(演じているのもショーン。ショーン・ペン)が奔放すぎて笑えるけど、ラストは感動的。夢中になって一気に最後まで観ちゃった。✨
ところで、この映画もリメイク作品だったのですね。
ダニー・ケイ主演の『虹を掴む男』(1947年公開)。原作は、1939年に発表された『ウォルター・ミティの秘密の生活』という短編小説だそうですが、今回の映画の英題にそのまま使われていますね。
『ブルックリン』(2015)**
2回目だけど、やっぱりよかった♡
大好きな作品のひとつ。
ヒロインがたったひとりでアイルランドからアメリカに渡り、ホームシック含めいろんなことを乗り越えながら少しずつ自立し、また垢抜けていく様子がたまらなく素敵で…💕
恋人のトニーはイタリア人。そもそもの出会いがダンスパーティーだったし、ぱっと見ハンサムで、見ようによってはプレイボーイっぽい雰囲気。なので、最初は大丈夫なのかな?ってハラハラするんだけど、真面目な青年でほんと良かった💓
そうそう。ヒロインが最後の方で、あの意地悪な雑貨屋店主の前で毅然と「エイリシュ・フィオレロ」と結婚後の名前を名乗るところを見ると、なぜか私は森鴎外の「杯」を思い出します。
森鴎外の「杯」では、主人公の少女が「わたくしの杯は大きくはございません。それでもわたくしはわたくしの杯で戴きます」と言う場面があるのだけど、その姿と重なるのです。
『スパイダーマン3』(2007)
サム・ライミ監督版、トビー・マグワイアが演じるスパイダーマンの3作目。
スパイダーマンにはいくつかシリーズがあって、私はアンドリュー・ガーフィールドが演じている、マーク・ウェブ監督版『アメイジング・スパイダ―マン』が好きだったのだけど、あまり人気がなくて2作品で終わってしまいました。
今回のこれはなんだか、いろんな要素が盛り込まれすぎていて、物語としては散漫な感じだったかなー。
ジュラシック・ワールドでクレア役をやっているブライス・ダラス・ハワードが、グウェン・ステイシー(スパイダーマンの正体であるピーター・パーカーの恋人)役で出ていました。
グウェン役、『アメイジング…』の方では、お目々の大きなエマ・ストーンが演じていました。あれは可愛かった~♡
『Agent of S.H.I.E.L.D.』
今月は、いよいよシーズン6に突入。
でも、これまで22話まであったものが、シーズン6は13話までしかなかったので、あっという間に観終わってしまった💧
仕方ないので、シーズン1をおさらい。14話~19話まで。
おさらいといえば、今月は以下の作品もおさらい鑑賞。
『アメイジング・スパイダーマン』(2012)
『ジュラシック・パーク3』(2001)
『シャークネード2』(2014)
他に、つまみ食いとして、
『インターステラー』を半分くらい
『インセプション』を最初の30分ぐらい
(邦画) 『歩いても 歩いても』(2008)
是枝裕和監督作品。
良い映画だと思います。思うんだけど、ちょっと苦手な後味が残りました。
苦手なというのは、私自身がいわゆる家族とか親戚というものが苦手で、その苦手な部分が凝縮されたような場面が多かったから。
海外の作品にはよく、血のつながりはないけど実の家族以上に素敵な関係を作っている人たちが描かれる。
それに対して日本は、この作品も含めて、血のつながった実の家族でありながら、しっくり来ていない姿が描かれることが多い気がします。
ホントにだいじなのは「血」ではないと思うのだけどね。
(まぁ再婚している人もいるので、一部は血のつながりはないんですけど。)←この映画の話
まぁとにかく、いわゆるふつうの日本人が考えるところの「家族」というものが私は苦手だということで…。
しかしこのタイトルは何を意味するのか…。
いや、歌の歌詞だということは分かっているんだけど、でもなぜこれ?みたいな…。
って、ピンと来てないということは、まだテーマを把握できていないということなんでしょうね、たぶん。
と思って英語のタイトルを見ると ”Still Walking” …これで腑に落ちましたわ。
終わりはないってことなのね。
『千と千尋の神隠し』(2001)
いまさらという感じですが…初めて通しで観ました。
これ、英語のタイトルだと “Spirited Away” というのですね。
ピンと来なかったので調べてみたら、spirit awayって、「~を神隠しに遭わせる」「~をひそかに連れ去る」という意味なので、まさにそのまんまのタイトル。。。
内容について書くにも、まだ何も咀嚼できていない段階なので、またの機会に譲ります。
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