エンパスということについて
以前よりときどき、HSP(=Highly Sensitive Person)については書いてきましたが、その後、今度は「エンパス」というものが気になっています。
同じような悩みを抱える人もいらっしゃるかと思うので、参考までに書いてみますね。
エンパスというのは、簡単に言ってしまうと「共感力の高すぎる人」。
たとえば、状態のよくない人のそばにいると自分までつらくなるとか、人が望んでいること、してほしいことが瞬時に分かってしまうとか、そういう人のこと。
ネットで検索すると、25項目のエンパス体質度テスト(のようなもの)が出てくるので、気になる人は探してみてくださいね。
私が最初にこの言葉を知ったのは、なんと、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』というMCUの映画でした。人の感情が分かり、悲しい気持ちなどは癒してあげることができる、というキャラクターが出てくるのです(マンティスという女の子)。
これを観たときに「もしや」と思って調べてみたら、私にも当てはまる兆候がたくさんあることに気づいたわけです。
状態の良くない人の影響を受けやすい(そばにいると自分の具合も悪くなる)、人混みに行くと必ずひどい頭痛が起きる、人が集まる場所はいるだけで疲れる、ひとりになれる場所と時間がたくさん必要、悲惨なニュース、映画、小説などを見たり、聞いたり、読んだりすると、そのあと鬱状態がしばらく続く(それ以前に、悲惨なニュースはつらくて聞いていられない)、などといった性質が自分にあることはかなり前から自覚していました。
HSPでもあるとは思いますが、それ以上に私はこのエンパスなんだなと、いろいろ調べた結果、自覚した次第です。
エンパスにもいくつかタイプがあるようで、ちなみに冒頭に写真を挙げた本では6つに分類しています。その中に、親しい人の具合の悪い箇所と同じ場所が自分も痛くなる、というのがあって、これ、私にはないと思っていたのだけど、つい最近、ひとつだけ思い当たることがあったのです。
うちの母が、昨年秋に股関節の手術をしたのですが、それまでの1~2年というもの、状態は相当ひどく、痛くて歩けない状態がしばらく続いていました。
そして、いつからかは忘れてしまいましたが、その期間中、じつは私も股関節の痛みを抱えていたのです。
正確には、私は左膝と右股関節、母は左股関節だったので、「同じ場所」ではなかったものの、痛くて歩けない、しばらく座っていて急に立ち上がるとしばらく痛くて歩けない、かがめない、など、症状としてはほぼ同じものが現れていました。
痛かったさ中には整形外科にも行って、何度か治療を受けたことはありましたがパッとせず、もう「自分の力で治すしかない!」と思って、その後は自己流で動かしたり温めたりしながら様子を見ていました。
オステオパシーを受けたり、エッセンスを飲んだり塗ったり、レイキを当てたりと、自己治癒力を高める努力もいろいろして、まぁなんとなく少しずつ良くなってきているかなぁとは思っていたところでした…
母は、リハビリも含め50日ほど入院したのち、1月中旬にようやく退院して2か月ほど経つわけですが、母の回復に歩調を合わせるかのごとく、私の股関節もみるみる状態がよくなり、いまではふつうに階段の上り下りもできるし、立ったまま靴下もはける(←膝を胸の方向に近づけるという動作ができなかったのです)、痛みもほぼ消えました。
そうそう。ちなみに私の場合、母とは決して親しいわけではなく、むしろ世の中でいちばん苦手と言ってもいいくらい、反りの合わない関係です。それでも、こんなことがあるのかな~?と、半信半疑でいるというのが正直なところですが、痛みの引き方というか、回復の仕方が(悪くなったときも含めて)あまりにも母の状態とリンクしているので、こういうのがそうなのかなぁ?とちょっと思っているところで、確信はまだありません。
話を戻すと、そんなわけで私はHSPでありエンパスでもあるということで、周りの人たちとの距離感、境界線について、ふつう以上に注意が必要なんだなぁと再確認いたしました。
自分の領域を守るということについては、エッセンスがじつに良い仕事をしてくれます。
その話はまた後日。
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