【覚書き】2019年7月に観た映画(DVD含む)
『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』(2016)
はみ出しもので不器用な2人が時間をかけて歩み寄り、少しずつ夫婦となっていくストーリー。
途中「これはDVだろが…」などと思ったりもしましたが、最後は泣けましたよ。
『シェイプ・オブ・ウォーター』のサリー・ホーキンスと『6才のボクが、大人になるまで』のイーサン・ホーク、どっちも良い味を出していました。
モード・ルイスの絵はたぶん初めて見たと思うのだけど、素朴で可愛い♡
けど、やっぱりアーティストというのは、(これだけは譲れないというものを持っているだけに)よくも悪くもわがままなんだなぁ、って思いました。
だからこそ良い絵が描けるので、それも才能のうちなんですけどね。
『 レディ・バード』(2017)
シアーシャ・ローナン主演の青春映画。
母親に対する反抗、恋愛、友情、思春期ならではの鋭い感性…シアーシャは、目つきもしゃべり方もパッキパキなので、こういう役には合ってますね。
けっこう好きな女優さんです。『ブルックリン』もとても好き♡
『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)
スターウォーズシリーズは折々観ているのだけど、何度も観すぎたせいで、つまみ食いのようにして断片的に見ていることが多いので、全編通して観たのは久しぶりでした。
アナキンがどんどんダークサイドに堕ちていく過程がやはりこの映画の見どころでしょう。そして、なんといってもダース・ベイダー誕生の瞬間が恐ろしい。「やっぱりかー…」と思いつつも、オビ=ワン好きの私は特に、「ああああ…(ついにやっちゃった)」みたいながっかり感も大きかったりするのでした。
(邦画) 『ニライカナイからの手紙』(2005)
蒼井優ちゃんがやっぱり可愛い♡ このとき20歳になるかならないかぐらい。なので、セーラー服を着ててもぜんぜん違和感ありません。
タイトルが大きな伏線になっているので、気づいてしまうと途中で種明かしになってしまう作品ですね。^^;
前田吟が、ほんの5分くらいしか出てこないんだけど、とても重要な(というか美味しい)役どころでした。
そういえば、東京に行こうとしているヒロインが、学校の図書室で参考に見ていた東京の写真集が、中野正貴の『TOKYO NOBODY』だったのだけど、東京は人がいない街なんだなぁ、って思わなかっただろか。。。
『新聞記者』@シアタス調布
Twitterなどでも評判となっていたので、とても気になっていた作品。
どこまでが事実でどこからがフィクションなのか、私たち一般市民にはなかなか分からないところだけれど、でも、どれもこれも「あってもおかしくないこと」と思えたのが恐ろしい。全部ではないにしても、大半は事実なんだよなきっと。
アメリカ政府が世界中の情報を監視していた実態を描いた『スノーデン』(2016)と同じ恐さがありました。ただ、スノーデンの方がスケールが大きい分もっと恐ろしいので、そちらもぜひ多くの人に観てもらいたいと思います。
『南極料理人』(2009)
8人の隊員の1年半にわたる南極での過酷な日々をコミカルに描いた映画。
なんたって、飯島奈美さんがフードスタイリングで参加されているので、ストーリー以上に私は出される料理にその都度 興味津々でした。
そう、ストーリーより日々の食事風景や食に対するそれぞれの思い入れなど、「食べること」に関するあらゆるエピソードがこの映画の見どころなんだな…うん。隊員それぞれ、それなりにちょっとした事件はいろいろと起きるんだけど、基本的にはただ淡々と流れていく時間があって、そんな中「食べること」というのはかなり重要なイベントなんだよ。
じつは南極に行かなくとも、ふつうに生活している私たちにとっても、「食べること」というのはとても重要なこと。
お金はかけなくてもいい。けど、ていねいにつくられたものを味わって食べたいと思いますねぇ。つくってくれた人への感謝も込めて…。
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