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『杉本博司 ロスト・ヒューマン』展@東京都写真美術館

20160910_1昼間、Twitterで毒を吐きましたんで、ちゃんと総括しますよ、ええ。

恵比寿の東京都写真美術館、2014年秋から改修工事のため休館していて、今月3日(土)にリニューアルオープンしました。
2年もの長い休館だったので、写真好きな私としては、この再オープンをそれはそれは楽しみにしていたのです。しかも、開館20周年記念ということで、まずは杉本博司の展覧会からというのも、なおさら楽しみでした。

ロスト・ヒューマン展のテーマは「人類と文明の終焉」。
新シリーズである〈廃墟劇場〉、日本初公開となる〈今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない〉、新インスタレーション〈仏の海〉の3シリーズを2フロアにわたって展示するという企画でした。

3シリーズのうち、いちばん力が入っていた(と思われる)のが〈今日 世界は・・・〉なんですが、これが私の憤怒の大本です。
「素」な気持ちを書くと、杉本博司だし、写美だし…ということで、私としては「写真」が見たくて行ったのです。ですが、じっさいには写真は数枚しかなくて(あ、まぁ廃墟劇場は全編写真でしたけれど)、大半は化石だの隕石だの、また古美術やら人形やら、といった「もの」たちのインスタレーションだったのです。

いや、インスタレーションは好きですよ。ただ、ここで見たくはなかったな、という気持ち…と言ったらよいのかな。写美はいつから現代アートの美術館になったんだgawk、と。なんか肩すかしを食らったような、そんな感覚だったのでしょうね。

20160910_2見ていくうちにだんだん腹が立ってきて、バービー人形の隣のブースで、ロブスターが歌に合わせて踊り始めるのを見たときがたぶん怒りのピークでしたね。(このあたりで毒を吐きました、、、sweat01

作品解説・出品リストによると「架空の物語をインスタレーションや写真作品等で構成し、文明が終焉を迎えないよう考察しようとするもの」だそうですが、表現の仕方がちょっとズレてないか?と思ってしまった次第です。まぁ、単に感性がちがうというだけなんでしょうけどね。

会場の外(ロビー)で流れていたドキュメンタリー映像はとても面白く、夢中になって見ましたよ。この方がストレートに伝わるのに…と思いながら。
杉本博司は、〈海景〉シリーズがいちばん好きで、それ以外に〈劇場〉や〈ジオラマ〉のシリーズもあるのですが、最近は舞台美術や建築の方にまで手を広げられているのですね。

よくできた映像だと思っていたら、どうやらDVDとして販売しているもののようでした。

まぁそんなわけで、まとめです。
今日のこの展覧会、写美でなかったら楽しめたと思います。やはり「肩すかし」という部分が大きかったのでは…と、いまは思います。

そのあとの散歩については、後日また あちらのblog に書くことにします。

ではでは。


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