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最近読んでいる本(2)~小津監督のサイレント映画へ

先日 リブロで記念買い した『路地裏人生論』が面白くて、もったいないから少しずつ、少しずつ読んでいます。

著者の平川克美さんは大田区のお生まれなので、このエッセイにも、大森だの、旧羽田道だの、あの“天明(てんみょう)さんの森”の天明家の話だの、大田区の話がたくさん出てきます。

そう。天明さんの森はすでに伐採されてしまったけど、お屋敷は 江戸東京たてもの園 に移築されて、保存されているんですってね。初めて知りましたよ。

そんな中、小津安二郎監督の『生れてはみたけれど』というサイレント映画の話が出てきました。
池上線や(当時の)目蒲線がやたらと出てくるとか、蒲田駅の操車場がロケ地のひとつだった、などといったことが書かれていたので、観ましたよ、その映画。

小津監督のサイレントは初めてだったけど、もともと好きな監督だし、素直に面白かったflair

家族の様子はもとより、子どもたちの群れ方(!)とか、力関係の移り変わりなんかが、(いまと昔とどうちがうかは分からないけれど)興味深かったです。そこの土地の子どもにしか分からない遊び、みたいなものがあって、動作がユニークなので笑っちゃうんだけれども、それが「仲間」になるためには必須のものであったり、また力関係を示す大事な符牒だったりします。

あるいは、親同士には上下関係がしっかりあるのだけど、それが子ども同士の上下関係に、影響を与えているのかいないのか、そこらへんの微妙な空気なんかも興味津津な…。とはいえ、80年以上も前の映画なので、いまと同じに受け取ってはいけないかもしれませんが。

でまぁ「ロケ地」なんですけど…
これがなんと、この著者の方が綿密に調査をされた足跡が残されておりまして…驚きました。すごいです。⇒ 隣町探偵団

ってことで、今回は、記念買いをしに行ったリブロでたまたま見つけた1冊の本から、小津監督のサイレント映画に辿りついた話でした。
次は江戸東京たてもの園か、洲崎か、鳥越のおかず横丁か(←こういった場所の話も出てきた)・・・。

最後に、You Tubeで見つけたので貼っておきます。

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