プチ同窓会 板橋徘徊ツア~(その1)
先週末のことになります。
炎天の下、高校時代の同窓生たちと、板橋~赤羽界隈を歩いてまいりました。
「廃線跡ツアー第4弾」で歩いたコースを逆行するようなルートで、起点は板橋駅でした。
ここは西口で、正面に見えているのは「むすびのけやき」です。
さて、ここから旧中山道を北上です。
板橋宿は、日本橋を出て最初の宿場町で、平尾宿、仲宿、上宿の3つの宿からなります。
例によって、うさぎさんのお出迎えです。^^
このあたりはちょうど「平尾追分」と呼ばれたところで、ここから西(この写真だと左)の方に向かって川越街道が分岐しています。
下は如意山観明寺(かんみょうじ)。
真言宗豊山派の寺院で、参道入り口左手にある庚申塔は、都内最古のものだそうです。
板五米店。こういう建物が見られるのも、旧街道を辿る楽しみのひとつです。
成田山遍照寺。江戸時代は天台宗だったこのお寺、明治4年に廃寺となり、昭和22年に真言宗の寺院として再興されたそうです。 江戸時代、このお寺の境内は板橋宿の「馬つなぎ場」で、つねに50頭の馬が用意されていたとのこと。
そんなわけで、境内にはこのように馬頭観音の石碑などがいくつもあります。
石神井川にかかる板橋(という名前の橋です)。地名の元になったと言われていますが、いまは(欄干はともかく)板の橋ではありません。
さらに北上しますと、縁切榎(えんきりえのき)があります。この榎の下を婚礼の行列が通ると必ず不縁になるという言い伝えがあり、嫁入りの際にはここを避けて通ったと言われます。
最初に出てきた板橋駅前の「むすびのけやき」は、おそらくこの「縁切榎」と対になっていて、縁切りの暗いイメージを払しょくしようとして作ったんだろうなぁ、と勝手に思っております。
- つづく -
参考:廃線跡ツアー第4弾 #2
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