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夏休み最後の一日

20120921_5夏休み最後の一日は、『シャルダン展 ― 静寂の巨匠』という展覧会を見に、三菱一号館美術館 まで行ってきました。

リーフレットには「フランスを代表する静物・風俗画の巨匠」とあるのですが、「わが国で初めてのシャルダンの個展」とあるように、巨匠という割にはこれまできちんと紹介されたことがないようです。もしかしたら過去にどこかで目にしていたかもしれないけれど、記憶にはまったくなかった名前でした。
今回は新聞でたまたま目にして、その作風にちょっと心を惹かれたので行ってみたのですが、まずは建物に感動shine さすが丸の内です。

三菱一号館は、1894(明治27)年、イギリスの建築家・ジョサイア・コンドルによって設計された建物です。1968(昭和43)年に老朽化のため解体されましたが、2009(平成21)年、40年ぶりに復元されました。

参考:三菱一号館とは

二重橋前駅から地下でずっとつながっていて、(左下)にあるようなところを通っていきます。駅を出てすぐのところにある明治生命館(重要文化財)も、土日は一般公開をしているようなので、今度ぜひ行きたいheart04
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(右上)美術館の中は、こんな雰囲気。あまりに素敵で倒れそうでした。

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階段部の手すりの石材など、保存されていた部材を再利用しているのだそうです。

20120921_4展示室はもちろん撮影禁止でしたけど、それ以外のところは撮影OKでしたので、撮れるところだけ撮ってきました。

さて、肝心の展覧会ですが、静物画が素晴らしい。

参考:シャルダン展 ― 静寂の巨匠

こういう抑えられた色調は、見ていて落ち着きます。ただ、サイトやリーフレットにはあまり紹介されていないのですが、血のしたたるような生肉、狩猟で獲ってきたばかりの兎の絵などが数点あり、それはそれで素晴らしい作品ではあるのですが、ちょっと生々しすぎる感じがしました。でも、そうやって私たちは、他の生き物たちからエネルギーをもらって日々生きているわけですけれど。

絵を見ながら、私はなぜ静物画が好きなのか?静物画を見ていると、なんで落ち着くのかなぁ?なんてことを考えていました。おそらく、私は食べることが好きだからなのだろうと思うのですが、今回ふと、それはたぶん、平和とか静寂(それも、どちらかというと “心の”)の象徴だからなのかもしれないなー、と思いました。きちんとテーブルについて、落ち着いて日々の食事を味うことができるという、そういう何気ない日常の風景が、じつはとても貴重なものであるのだということを再認識しました。

ところで、シャルダン展以外に、ここの美術館内にある歴史資料室の企画展で、『赤煉瓦建築と地域づくり展』というのも見てきました。
先日の世田谷美術館のとき同様、たまたまやっていたから覗いてみただけ、というシチュエーションだったのですが、意外にこれが面白くて、じっくり見てしまいました。
ここの資料室、過去の企画を見てみても、面白そうなものばかりなので、今後はもうちょっとまめにチェックしてみようかと思います。

参考:三菱一号館 歴史資料室

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