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原発のこと、あれこれ

下の記事で紹介 した『新潮45別冊 日本の原発 2011年 05月号』はあっという間に読み終わってしまった。データ本っぽかったせいもあるけど、とにかく面白かった。いまはまた次の本に取りかかっているところですが、何冊か読んできて、だんだん基本が分かってきました。

日本で最初の原子力予算が、「ウラン235」にちなんで2億3500万だったことを知って呆れたり、正力松太郎が原子力委員会の初代委員長で、「日本原子力の父」と言われていることなど、分かってみるといろいろと納得できることも出てきます。

ちょっと意外だったのは、いま日本には54基の原子炉があるけど、今回の震災と関係なくすでに停止していたものが結構あったということ。定期点検中というのもあれば、問題を起こして停められたものももちろんあります。いずれにしても、もっと動いているかと思った。。。

んで、いま読んでいるのが、これまた前に書名だけは紹介していた『原発と地震―柏崎刈羽「震度7」の警告』(新潟日報社取材班/講談社)。

立て続けに読んでくると、同じ名前を何度も目にしますね。いまの原発に関わっている多くの人たちの名前。電力会社の人、保安院や原子力委員会の人、地元で反対運動に携わっている人、あるいは地元の首長さんなど。

まぁ、この手のルポルタージュは、“そういう視点”で書かれているから余計にそう見えてしまうというのもあるのだけど、やっぱり問題ありありですよ、原子力発電。

ツイッターでつぶやいたことと重複しますが、あえて書きます。

たしかに原発は(世の中に、あるいは日本に)必須ではなかったかもしれないけど、原発のおかげで日本の経済が発展したとか、私たちの暮らしもある面ゆたかになったとか、少なくともこれまでの数十年間メリットもあったと思うんだよね。ただ、いま、こういう状態になって、見直す時期に来ていることは間違いなく、今まではともかく、これからどうするか、ってことなんだと思う。

クリーンだ、安全だ、と言われて鵜呑みにしてきた私たちもいけなかったかもしれない。でも、安全を信じたい気持ちは誰にでもあるし、正しい情報が適切に伝えられてこなかった以上、信じてしまったのは仕方ないとも言えるでしょう。

ただ、だからこそ、いまのこの機会に、立ち止まってしっかり考えなおしていかないといけないんじゃないかなぁ、と思っています。

それと、原発問題もだいじだけど、何より、東北にはまだ不自由な生活をされている方がたくさんいらっしゃいます。その方たちへの、また、その方たちのために尽力されている方たちへの支援も、いまは忘れてはいけない時期だと思います。私たちにできることは、まだまだたくさんあるはず。ツイッターを頻繁に使うようになって、特に強く思います。

その話はまた近々。

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