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『新・都市論TOKYO』

最近、建築関係の本にハマっています。

建物には(アートの延長みたいな感じで)以前から興味があり、散歩の途中などでもさんざん見ていましたが、旧街道ウォークや東京スリバチ学会のフィールドワークなどに参加するようになって、余計に興味が向き始めていました。
ただ、建築関係の本というのは、あまりに広く、深く、たくさんあるので、どれから手をつけてよいのか分からず、なんとなく欲求不満を抱えたまま数年が経ちました。

が、最近ようやくその方面のアンテナが芽生えてきたのか、やっと面白く読める本に出会えましたshine
あまりにも有名な建築家・隈研吾さんと、都市開発などを取材するジャーナリスト・清野由美さんが、現地を歩きながら対談をするという趣向の本です。

取り上げられているのは、汐留、丸の内、六本木ヒルズ、代官山、町田。いまちょうど代官山まで読み終えたところですが、一口に「再開発」といっても、いろいろな手法があるものだと感心します。
汐留のダメな開発ぶり、三菱の特権的な丸の内開発、六本木ヒルズの気の長い再開発、代官山の「余裕」ある開発…どれも面白い背景があります。
再開発は、その途中経過がもの哀しくて好きなわりに、できあがってしまった「新たな街」にはとんと興味の湧かなかった私。でも、この本を読むと、そんな街でもまた歩いてみたくなります。

丸の内には、昨年後半からご縁あってときどき訪れていますが、きれいだけど長居したいとはちっとも思えませんでした。でも、じつは、歴史的に貴重な建物をなんとかして残そうとした苦労のあとを見ることもできるのですね。今度はそれを確認しに行きたいな。

それから、代官山については、庵魚堂さんのblogで加藤秀俊先生を交えて今も続いている“連歌”の中で触れられていて、それ以来、槇文彦さん(*注)の名前が頭にずっとありました。(*注:ヒルサイドテラス、スパイラル、幕張メッセなどを設計された建築家)

加藤先生は、槇文彦さんのことを「つねに周囲との関係をかんがえながら作品をつくっておられる」と書いていらっしゃり、隈研吾さんは、「建物がヒューマンスケールで、がつがつしていなくて品がいい」とおっしゃっています。そんな槇さんのお人柄がよく表れた代官山の開発だったのですね。(そもそも、あの土地はすべて朝倉家の所有だったということがまたすごいのでしたsweat01

さて、長くなってしまいましたが、こちらは『カーサ ブルータス』に掲載された記事を再編集したものだそうで、独創的な一軒家ばかりを取材した記録となっています。

…すごいよ、これ。個性的な家がたっくさん載ってます。
しかし、こんな家に住める人たちって、いったいどんな仕事をしているのでしょう。(建築関係が多いような気はしますけど、、)うらやましいなー。

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