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伝えたい気持ちと表現の手段 -2-

そんなわけで続きです。

この本の著者である保坂和志さんは、「小説を書く」ということは、「小説とは何か?」をつねに考えながら進行していくものだ、ということを繰り返し書いていますが、読みながら、そもそも小説(という方法)って何のためにあるの?というごく初歩的な疑問が湧いてきました。また、いろいろな表現方法がある中で、小説でなければならないものって何?…とも。

でもそれは、小説に限らず、写真でも、音楽でも、アートでも、まぁ言ってみれば「表現」するものすべてに共通する疑問ともなるわけなんですが・・・それに関連したことで、以下のくだりが私の目に留まりました。

思い出させることは小説だけでなく、すべての表現の力だ。思い出すこと、忘れないこと、見えなかったものを見えるようにすることには、それだけで意味があるはずだと私は思う。

あ~~~…と思いました。
そうなんですね~。。。私がつねづね何かを伝えたい、表現したい、と思っていることも、結局はこれなんです、たぶん。いや、もちろん中にはそこまで行かず、ただただ自分(私自身)が感じたものを見てほしい、知ってほしい、というだけで載せているものも多々あります。でも、本当のところ、私が講座を通じて、あるいはセッションを通じて、またはblogを通じて伝えたいと思っているのは、たぶんこれだー。と思いました。

もともと私がセラピーを勉強し始めたのは、「人の体(のちには心)の痛みを取り除きたい」というところが出発点だったのですが、つらい人、苦しんでいる人、迷っている人、そこから抜け出すきっかけをつかめない人に、楽になるヒントみたいなものを提案したり、いっしょに見つけ出したり、したかったんですよね。

それまで気づかなかった視点を提供すること、簡単に言ってしまうと、「あ、そういう考え方もあるんだ」「それもアリなんだ」と思ってもらうことが、目指すところのひとつでした。
そうそう。だから後半になると少しずつ、手段は何だっていいんだ、って思うようになったんですよね。アロマだろうと、レイキだろうと、占いだろうと…もっと言うと、何もそれは“仕事”でなくたっていいんだ、ってね。ただ、私の中では、塾講師のときも、セラピストのときも、プライベートでも、ずっと同じスタンスでやってきた(やっている)というだけのことなんです。

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コメント

 書くことにわたしも最近関心があるのです・・・なかなか表現力が追いつかないのですが。
ふとシェアしたくなってしまいました。
 海のしずくさんには、以前から勝手に親近感を持っておりましたが、ヒーリングボディワークから、占い、教えるお仕事、そして今度は小説、いろんなことに気負わずに挑戦されている様子がとても励まされます。
 わたしもこの本読んでみたいなと思いました。

★さゆりちゃんheart04

さゆりちゃんもやっぱり「表現する人」ですよね。
以前から見ていてそう思います。^^

> いろんなことに気負わずに挑戦

と書いてくださいましたが、自分ではぜんぜん「挑戦」という意識ではないのです。むしろ私にとって、これまでいちばんの挑戦だったのは、派遣社員として事務の仕事に就くことでした。まさに未知の世界sweat01でしたから。
教える仕事は、最初に始めたときは成り行き上、仕方なく…で、今回それを再開したのは生活のためと、やはり好きな仕事だったから。

…ってことで、たいていは楽しみや好奇心からやっています。^^

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