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2006/05/11

最近読んだ本

橋本治は昔から結構好きなので、ときどき読んでますが、これは一種の人生論なのかなぁ~?と思って、裏表紙に書いてある内容紹介を見てみたら、「読めば納得、希望が甦る、ハシモト式人生指南の書」とあったので、やっぱりそうみたい。
この人特有の、コトバの言い回しにこだわった非常にねちっこい文章(失礼!)なんだけれど、それもふくめて面白かったです。

  ―レッスン、あるいは修業というものは、「やるだけやったから、
   もう忘れてもいい」というところまでやらなければならない。

という「平常心」あるいは「禁欲」についてのくだりでは、やっぱりまた中島敦の「名人伝」を思い出してしまいましたが、一方で自分の身に照らし合わせて「うん、うん、そうだよなぁ」と妙にナットクしたりもして。

他には最近、村上春樹の『海辺のカフカ』も読みましたが、いやぁ、やっぱり村上春樹は面白い。20歳ぐらいの頃、最初に読んだときはぜんぜん分からなくて、ちっとも面白くなかったのに、数年前に読み直したらなぜかツボにはまり、それ以来大ファンになってしまったんですよね。(読み直したきっかけは、確か国語の教材でした。)

そして、今現在読んでいるのは武田百合子の『遊覧日記』。
武田百合子さんは、亡くなった武田泰淳氏の奥さん。娘さんは写真家の武田花さんです。この本に載っている写真はすべて花さんが撮ったものなんですが、これがまた好きなんですよー私。

先日書いた銀塩回帰にしても、最近の読書傾向にしても、今年に入って生活が大きく変わったことが関係しているのかなー。かなーり趣味の世界に浸ってます。^^

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